第三の選択肢 インプラント
CONCEPT
インプラント前に
できるだけ歯を残す治療を
歯を失った時の治療としてインプラントが広く選ばれるようになりました。今まではブリッジや入れ歯でほかの歯に負担をかけてしまい、歯の寿命を縮めることが多く防ぐことが難しい状況でしたが、現在ではマイクロスコープの導入により、「できるだけ自分の歯を残す治療」をして歯を失わない様にすることが可能になりました。
インプラントはメリットも多く、ほかの治療に比べて画期的な治療法ですが、自分の歯に勝つことはできません。インプラントは選択肢の1つにすぎないのです。
その中で患者さまのお口の中を精密に診査・診断した上で「インプラント治療」を提案させていただきます。
患者さまに丁寧なカウンセリングの中で、インプラントについての理解を深めて疑問や不安点を解消していただき、納得してインプラント治療に進んでいただけることを目指しています。
- インプラントは万能だと捉えている方はとても多く、なかにはメリットだけで判断する方もいらっしゃいますが、残念ながらデメリットも存在します。インプラント治療後のお手入れレベルが低い場合や定期検診での歯のクリーニングを疎かにしまっては歯周病により、インプラントがグラつくなどのトラブルが起こりやすく、なかには数年足らずでダメになるケースもあります。
- 骨が少ない、骨が薄い、骨が足りない等理由にインプラントができない患者さまも、近年では必要な箇所に新しく骨を再生することで、インプラント治療が可能となります。
インプラントでの歯周病の怖さを知る
インプラントは虫歯にはなりませんが、天然の歯より歯周病のリスクが高くなります。それは、天然の歯には歯根膜という膜があり、それが血液を供給して細菌に対する抵抗力を高めるからです。
歯根膜がないため、歯ぐきの抵抗力が弱くなり、細菌感染しやすく歯周病になりやすいのです。
歯周病が悪化すると天然歯と同じようにぐらぐらして抜け落ちることもあります。
歯周病は進行すると心筋梗塞や誤嚥性肺炎、早産などを引き起こす怖い病気です。
そのようなことを防ぐためにも、歯科医院での定期的なメインテナンスの受診と毎日のホームケアがとても大切です。
歯周病治療・予防歯科に
力を入れています
天然歯を維持することは大切ですが、インプラントや人工物を入れた場合は、その使用期間をできるだけ伸ばす努力も必要です。患者様が安心してインプラント治療を受けられるよう、当院では歯周病治療や予防歯科にも力を入れています。
歯周病の進行具合はレントゲンでの確認が必要不可欠
歯周病にしろ、インプラント後のトラブルにしろ、原因となるのは根元に付着した歯垢や歯石であることがほとんどです。
しかし、歯肉の腫脹や出血だけが歯周病ではありません。歯周病の最も恐ろしい点は痛みを感じないまま顎骨が溶かされることです。
顎骨は歯やインプラントを支えるとても重要なものですが、外から見ただけではどの程度骨が溶かされているのかまでは分かりません。定期的にレントゲンで確認する必要があります。
インプラントのメリットデメリット
○ メリット
- 失った歯の周囲の歯を守る
- 健康な歯を削る必要がない
- 入れ歯よりも咀嚼能力に優れている
- 見た目の良い歯(人工歯)を装着できる
- 異物感が少ない
- 歯が痩せるのを防げる
× デメリット
- 外科手術が必要
- 全身疾患のある方は治療を受けられないケースがある
- 術後に痛みや腫れなどの症状が出る場合がある
- 定期的なメインテナンスが必要
- 保険が適用にならない(自由診察)
インプラントとブリッジ、入れ歯の治療法比較
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
---|---|---|---|
形状 | |||
治療法 | 歯の根の代わりになるチタンの棒を骨に埋め込み、その上に人口の歯を被せていく方法 | 失った歯の両側の歯を削り、冠を橋渡しすることによって失った歯を補う方法 | 失った歯の周りの歯に金属の留め金をつけて、取り外し可能な人工の歯を止める方法 |
口腔内の違和感 | ない | 詰まりやすくなる場合がある | ガタつきなどがある |
噛み心地 | 天然歯と変わらない | ほとんど変わらない | 劣る |
健康な歯への負担 | ない | ブリッジを支える両端の健康な歯を削る必要がある | 入れ歯を支える歯や歯茎に大きく負担がかかる |
見た目 | 天然歯と変わらない | 見た目分からない | 金属や歯茎の盛りなどで気づかれやすい |
噛む力 | 100% | 100%ではない | 30%くらい |
外科手術 | 必要 | 不要 | 不要 |
保険適用 | 不適用(自由診察) | 適用(一部自由診察) | 適用(一部自由診察) |
寿命 | 10年 | 約8年 | 約3年 |
当院のインプラント治療の特徴
FEATURE01
時間かけお悩みや不安を
丁寧なカウンセリングで
インプラントにかかわらず全ての治療には、メリット・デメリットは存在します。ご自身の歯(自然歯)には敵いません。当院の方針として「ご自身の歯をできる限り残す治療」をした上で、他の選択肢はなくインプラント治療しかない場合は進んでいただいております。インプラント治療に進んでいただいた際も、再度精密な診査・診断が必要です。
患者さまにお口の中や骨の状態、お口の中以外の疾患や服薬状況など把握することはとても大事なことです。
インプラントのお悩みや不安なこともじっくり時間かけご説明します。こうした丁寧なカウンセリングを通じてインプラント治療への理解を深め、ご納得いただいた上で治療へと進んでいただけるよう努めております。
総合的な完成度を追及します
矯正歯科や審美治療等幅広い治療を可能にする総合歯科医院を謳っている当院では、噛み合わせや機能性や自然な見た目といった審美性も兼ね備えることで、質の高いインプラントを目指しております。
SECOUND OPINION
セカンドオピニオン
について
セカンドオピニオン、サードオピニオンでも気軽にご相談ください。
もちろん当院での治療説明後に、他院でのセカンドオピニオンを求めていただいても構いません。
快くセカンドオピニオンに対応する医院は治療方針、治療技術の自信の表れであり、患者さまそれぞれの満足を願っている証でもあります。
FEATURE02
アストラテック
公認インストラクターが
インプラント手術を担当
インプラント治療は術前の診断力、手術の技術力、術後の歯が入るまでの処置、咬めるようになってからのアフターケアによって、その良否が決まります。つまりドクターの技量が大きく問われ、専門医が担当することが当然の責務です。
当院所属の医療法人社団徳誠会グループでは、年間手術症例数、学会症例発表数、国内外での研修会や勉強会での研鑽、定期開催している若手ドクター育成セミナーでの講演といった実績を経て、世界最大のインプラントメーカーである「デンツプライシロナ社」より認定を受けたアストラテックインプラント公認インストラクターのみが、インプラント治療を行っております。
骨が不足し骨増生が必要な方や難症例の方も対応しております。自信をもって質の高いインプラント治療の提供をお約束します。
治療が怖い方には静脈内鎮静法で解消
静脈内鎮静法とは、点滴による静脈麻酔で眠っているような状態で痛みが無く治療できます。歯科治療が怖い方や痛みが苦手な方、手術に不安がある方に最適な治療法です。
この方法は、麻酔医による監視のもと、心拍計で患者さまの状態を監視しながら、手術を進めてまいります。ご希望の場合は担当医まで、お伝えください。
FEATURE03
仮歯の装着まで1日
ワンデイインプラント
インプラントのデメリットの一つである治療期間の長さを改善
手術した当日から食事が可能なOneDay(ワンデイ)インプラント治療です。
通常のインプラント治療では、インプラント埋入後、顎の骨とインプラント体が結合するまで3〜6ヶ月ほどかかり、仮歯を装着することでようやく、普通にものを噛めたり、食事を楽しめたりと、日常の生活に戻れるまで長期間のストレスを抱えた生活を余儀なくされてきました。
しかし、ワンデイインプラント治療では、インプラント体の埋入から仮歯の装着まで1日で完了し、治療期間中のストレスが軽減されます。
また、来院したその日に手術が終わるので、遠方からお越しの方にも大変喜ばれています。
FEATURE04
顎の骨が薄い方でも
治療が可能に
骨が足りなくても新たに骨を再生する「骨造成」ができます
「顎の骨が痩せている、薄い、足りない」とインプラントができない理由の一つとしてありましたが、近年では「骨造成」と言い、新たに骨を再生する技術を用いることでインプラント治療が可能になります。
- 顎の骨は噛む刺激により、骨を作る作用が働き健康的な骨を維持しますが、総入れ歯や失った歯を長い年月その状態では、骨への刺激がなくなり歯槽骨(歯を支えている骨)の吸収で徐々に顎の骨が痩せていきます。
GBR
(骨誘導再生)
骨が細くなってしまいインプラントが骨に収まらない場合、メンブレンという特殊な膜を使用して、骨を造成する治療法です。
サイナスリフト
(上顎洞底挙上術)
上顎の側面から穴を開け、上顎洞の骨を取り除いて、上顎洞底部を持ち上げた隙間に自分の骨や人工骨を移植する治療法です。
ソケットリフト
(上顎洞底挙上術)
口腔内から専用の器具で上顎洞底を押し上げ、人工の骨補填材を挿入してインプラントを埋入する治療法です。
FEATURE05
実績のある
インプラントシステムを採用
世界最大の歯科インプラントメーカー『デンツプライシロナ社』(アストラテック)と世界シェアTOP3の『ノーベルバイオケア社』のインプラントシステムを採用しております。
デンツプライシロナ社は『世界で信頼性の高いインプラントシステム』のメーカーであり、『ノーベルバイオケア社』は40年以上の実績を誇る高い信頼性を誇るメーカーです。
FEATURE06
インプラント治療に
必要な設備
マイクロスコープ
肉眼では見えないものを20倍まで拡大観察できる顕微鏡で、肉眼では見えない歯の神経や虫歯の治療も精密に行うことが可能になります。
3DCTとシミュレーションソフト
従来のレントゲンではわからなかった歯や顎の骨の詳しい状態を正確に把握でき、その画像を立体的な3次元にできます。手術を安全に行うために不可欠な精密診断と最適な治療の確立、治療期間の短縮に役立てることできます。
インプラント専用オペ室
徹底した感染対策のもと、常に安全に高度なインプラント手術ができるオペ室をご用意しております。オペ室内には、手術用自動滅菌手洗い機や生体モニターも設置しております。
FEATURE07
インプラント保証期間
手術後の定期検診・メインテナンスをきちんと受診していただける患者さまには、インプラント本体(保証期間:5年、8年、10年)、上部構造物(保証期間:5年)の保証を設けております。
あなたの希望に
沿ったインプラント
無料相談を
受付ております
まずはお口の中の現状を
知ることから始めませんか?
インプラント
無料相談
– 毎月第一日曜日のみ –
インプラント相談では
こんな質問をいただきます。
- インプラントが初めてで不安
- 本当にインプラントが必要なのかわからない
- 骨が薄い・足りないと言われた
- 手術が怖い、痛いのではないか
- 費用がどれぐらいかかるのか、知りたい
- 入れ歯が合わない・煩わしい
- 疑問・質問に全て答えてほしい
- セカンドオピニオンしたい
まずはお気軽にお問い合わせください。
即日インプラントのご紹介
治療期間が長いと不満な方
手術当日から食事が可能に
通常のインプラント治療は、インプラント埋入後、顎の骨とインプラント体が結合するまで3〜6ヶ月程を要します。その後、仮歯を装着し、食事を楽しめるまで長期間のストレスを抱えた生活を余儀なくされてきました。
このONEDAY(ワンデイ)インプラントでは、インプラント体の埋入から仮歯の装着まで1日で終えることができます。治療期間中のストレスが軽減され、その日から仮歯を装着できるので食事も可能です。
また、来院したその日に手術が終わるので、遠方からお越しの方にも大変喜ばれております。
ONEDAYインプラントの条件
- 歯周病のコントロールができている
- 全身疾患のリスクがない方
- あごの骨の幅や厚みが十分にあること
FLOW
ONEDAYの流れ
-
- 手術の準備
- まずは健康状態をチェックやクリーニングを行い、手術の準備に入ります。
-
- インプラント手術
- 麻酔後、インプラントの埋入手術を行います。
-
- 人工歯の型取り
- 当日仮歯を装着するため、人工歯の型取りをします。
-
- 仮歯の装着
- 型をもとに技工士が仮歯の製作をします。麻酔が効いてる間、回復室でゆっくりとお過ごしください。
-
- 仮歯の製作
- 仮歯が完成したら装着して治療は完了します。手術当日に食事をすることができます。
インプラントの症例をご紹介
インプラント治療例
下顎臼歯部1本埋入
インプラント治療の詳細
- 治療内容
- インプラント(人工歯根)の埋入、及び上部構造(人工歯)
- 治療期間
- 3ヶ月
- 治療費内訳
- インプラント スタンダード 250,000円、
アバットメント 1本 30,000円、
セラミック上部構造 1本 120,000円
- 治療費合計
- 440,000円(税込)
- 治療リスク
インプラント治療での質問
- ブリッジや入れ歯と違い、歯根に当たる部分も再現されるのでよく噛めます。
あごの骨は歯根からの刺激で活性化しますので、歯を失うと痩せてしまい、見た目の印象も大きく変わってしまいます。しかし、インプラントは歯根があるので、顎の骨が痩せるのを防げます。
また、ブリッジや部分入れ歯は周りの歯を削って設置したり、支えにして使用しますが、インプラント治療はそれ自体に歯根があり、独自で支えることがきるので周囲の歯に負荷をかけず、歯全体が長持ちします。
- 埋入するインプラントはアレルギーが起きにくいチタンという素材を使用しています。
チタンは生体親和性があり、ネックレスやピアスにアレルギーがある方でも問題にならないケースがほとんどです。人によってはまれにアレルギーを起こす場合もありますので、ご心配の方はパッチテストや血液検査といったアレルギー検査についてご相談ください。
- インプラントに限らず、天然の歯においてもメインテナンスは重要です。
患者様には個人でできるメインテナンスとして、歯磨き指導を十分に行います。また、治療を受けて1年未満の方は、1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月・12ヵ月と定期検診を受けていただいており、お口の中のクリーニング等も行っております。
- インプラントはどうしても外科的な手術がありますので、そのような治療法に不安を抱えている方もたくさんいらっしゃいます。
1〜2本程度のインプラント手術の場合であれば、埋入手術に伴う不自由さや痛みの程度、その継続期間は臼歯(奥歯)の抜歯と同じくらいとお考えください。
広範囲にインプラントを入れる場合や特殊なインプラント手術の場合、歯科恐怖症の患者さまには、静脈内鎮静法治療もできます。
静脈内鎮静法は、医科では胃カメラのときに行われますが、麻酔医が全身管理をモニターし非常に安全な方法で手術します。患者様自身は半分眠ったような状態で、気が付いた時には手術は終わっています。
- インプラントの種類、手術方法、下顎か上顎かにより治療期間が異なりますが、平均的には下顎で3ヵ月程、上顎で6ヵ月程度となります。
当院では、ワンデイインプラントという1日で仮歯まで入れるインプラント治療もございます。まずはカウンセリングを行い、患者さまとご相談の上、最適な治療法をご提案いたします。
- インプラント治療は自由診療となり、使用するインプラントの本数や種類、人工歯の種類などによって変わります。また、症状の難易度などにより費用も異なってきます。
患者さまのご予算に合わせて治療を提案します。まずはご相談ください。
また、デンタルローンや医療費控除を用いることで支払い方法も患者さまに無理なく治療に専念できます。
- 毎月第一日曜日に「インプラント無料相談」を受け付けております。インプラント以外の治療法も見つかるかもしれませんので、まずはお気軽にご相談ください。
高額な治療費を分割払いできる支払いシステム
インプラントは自由診療でもあり、比較的高額な治療です。
インプラント治療を考えても支払いで心配、悩まれている方のお声を多数お聞きします。
近年、デンタルローンの登場で高額な治療費を分割払いできる支払いシステムによりインプラントも身近な治療法になりました。
無理のない支払いでご自身の歯の永続的な健康維持にご利用ください。
医療費控除も忘れずに
年間を通じて支払った医療費が10万円以上の場合に一定の金額の所得控除が適用される制度があります。
治療費だけでなく、通院にかかった交通費(自家用車のガソリン代、駐車場代は含まれません)も対象となりますので、領収書の保管を忘れずにしてください。
© HIMEJIOTSU CENTRAL DENRAL CLINIC.